貴方は
出会った頃から
わたしに
ちょっかいばかり
だから
わたしも貴方に
ちょっかい出すの

そんな関係が
長く続いたせいかな？
なんだか最近
妙に
貴方が気になるの

お前はずっと
小学生の時から
同じクラスにいるやつで
俺がちょっかい掛けると
嫌な顔しながらでも
時々見せる
その笑顔が
俺の心を癒す

学年が上がる毎に
輝いて見える
お前の笑顔とその姿

わたしは貴方を
誰もいない廊下に呼び
戸惑いながら
「好き」と伝える

お前が珍しく
俺を呼ぶから
付いていったら
告られた
予想してなかった
なんて言ったらいいか分からない
でも
俺も「好き」
口に出すことはできなかったけど・・・

貴方はその時
応えてくれなかった
なのに
日にちが経つと
貴方はわたしに
よく話かける
嫌いなら「嫌い」って言ってほしいよ

お前に「好き」と
口に出せないまま
卒業はしたくない
だから
俺は今まで以上の時間
お前の隣で話をする
だけどお前は
少し寂しい顔をする
お前にそんな顔をさせるつもりなんて無いのに
お前には笑顔でいてほしいのに

わたしと貴方の友達が
手を組んだ
友達は貴方に
問いかける
「お前はこいつの事好きなのか」
随分とストレートに聞くのね・・・

俺は友人に問われた
あいつが好きかと
でも
本人が目の前にいるのに
言える訳ない

友達は言い方を変えてみた
「70㌫くらい好きだろ」
何故確信が持てるのかは
わたしには分からない

俺は㌫で表すのも
どうかと思ったが
頷いてみる

わたしは貴方が頷いてくれた事が
すごく嬉しかった
残りの30㌫もわたしが
埋めてあげるね

お前は俺が
頷いた瞬間から
笑顔だ
久しぶりの笑顔だ
でも
俺は後悔してる
だってお前の事
100㌫以上
愛しているから