そんな嘘っこの言の葉なんて
絵本の中の夜空とおなじ
肋が大事に抱き抱えてる
私の中身はどこいった?

乱さないでよ
プラスチックのスプーンで
溶けかけのアイスをかき混ぜるように
軽くてたまらないの
あなたの言う、希望や未来

どこかで見た本の中
偉い人が偉そうに言うわ
「生きていれば良いこともある」
幸せな人は花のように笑う
うつくしいわね

そんな嘘っこの言の葉なんて
絵本の中の夜空とおなじ
肋が大事に抱き抱えてる
私の中身はどこいった?

キラキラ輝く宝石も
私から見ればガラス玉
光を反射して綺麗ね
落とせば直ぐに割れそうね

泣きそうなのよ
どこかの国の氷が溶けて
溢れそうなの
じわりじわりと、でも確実に

どこかで流れた曲の中
ギターを持ってマイクに歌うわ
「幸せはいつだってそばにある」
幸せな人は当たり前に笑う
ねたましいわね

軽く投げられた野球ボールが
私の頬を殴りつけたの
小さな雫のひとつぶが
私に積もり積もっていく

手の中にあるガラス玉
ヒビが入って割れそうで
なのにどうしてみんなのは
そんなにキラキラ輝くの

私はこんなに軽くて軽くて
皆はあんなにあんなにあんなに
氷はすべて溶けてしまった
ガラスがてのひらに刺さる

そんな嘘っこの言の葉なんて
絵本の中の夜空とおなじ
肋が大事に抱き抱えてる
私の中身はどこいった?

キラキラ輝く宝石も
私に刺さったガラス玉
光を反射して綺麗ね
眩しくて目がくらんだ

軽く投げられた野球ボールが
私の頬を殴り続ける
小さな雫のひとつぶが
私を海に変えていく

手の中にあるガラス玉
大事に大事にしてたのに
なのにどうしてみんなのは
そんなにキラキラ輝くの

地に足がついてないと
嘲笑う声が聞こえる
あなたの手の中の宝石を
砕いてから出直してきてちょうだい

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • 作者の氏名を表示して下さい

えそらごと

夜中のテンションで書き上げました。
成分:なんでだろうな。うらやましいな。ねたましいな。しんどいな。

閲覧数:19

投稿日:2021/07/14 03:19:53

文字数:766文字

カテゴリ:歌詞

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