君に渡した プラットフォームの隅に咲いてた
小さい蒲公英の 綿毛を飛ばす
そっちのほうはどうだい 小さな幸せを沢山
見つけることは出来たかい 大切な人も
喉をからして叫ぶように歌う 機械のように通過してく人の川の中
流されないよう押し戻されないように 届かないと分かっていても歌う
届かなかった声を叫ぶ あの日の君に

君がくれた 一通の小さな手紙
几帳面に折りたたまれた 白地の便箋
あれからどうなったんだい 大きな幸せを一つ
貰うことはできたかい 大切な人から
声をからして歌うように叫ぶ 人々の白い息で掻き消えぬように
踏まれないよう蹴飛ばされないように それでも僕は歌う
届けられなかった僕の声を あの日の君に

君の花柄のワンピが 風に煽られて
笑う僕と君 そしていつかの僕
もう会うことも無いさ 決め込んだ世界と
最後まで縋ってた 情けない僕の世界
街の隅っこで小さくなりながら 背中を丸めてトボトボ歩く
北風が街を包み込むように ああ ああ


夜が好きと云った君の目に 映りこんでた綺麗な朝焼け
夜が明けてまだ僕たちは それでもここにいられるかな
体の底から吐き出すように歌う もう自分でも何をいってるのか分からないや
君に渡した小さい蒲公英の 綿毛は次の季節に
スポットライトを浴びて 夢と太陽に包まれて
僕が欲しかったもの全部 手に入れてしまったみたいだ
全部君のせいなんだ

ライセンス

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蒲公英

お金と時間と彼女が欲しいです。斎条です。
チビチビと詩なんて書いてますが、横浜が勝った時の方がよっぽど達成感がありますね。何故でしょうか。

テーマとしては「別れのその後」ですね。
僕がニコニコポイントの残高を801ptsにあわせようと無駄な買い物に躍起になっている間に着々と愛を煮詰めるカップルもいる反面、なかなか上手くいかなくて離れ離れになってしまうカップルもいるわけです。
今回ばっかしはクドクドとリア充爆発しろと言う気にはなれませんが、個人的にはそういう昼メロチックなことはあまりトクイではありません。
でも世の男女の一割くらいがきっと通る道なんだと思います。辛い思いを乗り越えて、頑張ってまた今日を生きる。今まさに辛い思いをしている人がいたら素直にエールを送りたいですし、同志がいたら、こんどオフ会でもしようや。

閲覧数:149

投稿日:2013/10/01 22:19:47

文字数:597文字

カテゴリ:歌詞

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