A

悲しみは 空っぽな部屋に詰め込めるだけ
幸せな 夢なら 両手で掬える数だけ

B

心を 悲しみで満たせば
変わらない朝日が また 美しいから
深い悲しみに潜れば
変わっていく景色も 澱みの向こう

S

独りの食卓に 君を見ながら
一杯分の悲しみを飲み干すよ
どれだけ告白を 流し込んだら
この机で話した全部 忘れられるだろうか?

A

悲しみは 毎夜枕を湿らせるだけ
幸せな 夢は 街角の愛を買えるだけ

B

身体は 軽くて宙に浮いた
いつまでも馬鹿らしく ただ 漂っていた
瞳を悲しみで満たせど
紡ぐほど 言葉が 透明になる

S

夜更けの食卓は 冷え込むから
体丸ごと悲しみへと沈めよう
吐き出してきたものに溺れるのなら
君のために生きた心地もするもんだろう

A

悲しみは 歩く僕を包み隠せるだけ
幸せな 夢なら 背中に残っているだけ

悲しみは 明日の朝の枕に残して
幸せな 夢は 今度の夢に預けて

SS

独りの食卓に 君を見ながら
一杯分の悲しみを飲み干すよ
どれだけ告白を 流し込んだら
この机で話した全部 忘れられるだろうか?

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • 作者の氏名を表示して下さい

A Cup of Sorrow

閲覧数:248

投稿日:2020/04/22 10:15:22

文字数:481文字

カテゴリ:歌詞

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