ちょいと坊や
あんたいつまでこちらで楽しむおつもりだい?
今宵もヒラメの女が妖しく尾鰭を揺らしてる

ちょいと坊や
今ごろ村は高齢化 漁師は減るばかり
昼夜も構わずどんちゃん騒ぎであんたは気づかない

優しいあなた 忘れさせたげる
貧しい暮らしも報われぬ日々も

竜宮!竜宮!ここは極楽浄土
竜宮!竜宮!心ゆくまでどうぞ
助けた御恩に感謝の宴
あなたが望むお姿で
踊る踊る舞い踊るショータイム
群れに揉まれて今夜も
お楽しみよ

ちょいと坊や
鏡で見たかい?顔が緩みっぱなしだよ
珊瑚で飾った寝床で薄着の女が手招いてる

ちょいと坊や
思い出さないか?ひとり残した母親を
正気に戻って真面目な人生もう手遅れだけど

いとしいあなた 離したくないの
このままここで添い遂げましょう

竜宮!竜宮!海の底がざわめく
竜宮!竜宮!快楽にめくるめく
助けた御恩に感謝の宴
あなたが溶けてしまうまで
踊る踊る舞い踊るショータイム
群れに揉まれて今夜も
お楽しみよ

ひとときの幸せ 泡沫の夢
どうしても帰ると言うのならば
300年の想いを込めた
この玉手箱を差し上げます

竜宮!竜宮!それを開けたら最後
竜宮!竜宮!白煙が立ち昇る
3度朽ち果て4度目の再生
遣いの亀に連れられて
廻る巡る再びの招待
波に委ねておかえり
かわいいひと

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

浦島太郎

お伽噺をテーマに書きました。妖しい竜宮城になりましたw

閲覧数:114

投稿日:2018/04/27 13:52:14

文字数:563文字

カテゴリ:歌詞

クリップボードにコピーしました