楽しかったあの日も胸が裂けそうな今も 見上げればいつもの青い空
災いを招くような陽射しと土熱れに 止めを刺して欲しいと願うばかり

悲しいって喚いたって 八月の青空に溶けるだけ
太陽に置き去りにされて 独り八月に絆されていく

爽やかな夏なんてまやかしさ 一緒にいたから楽しかっただけ
蝉はうるさいし 湿気た熱で体は重いし
幸せな日々を彩った海や花火大会に逃げ帰ってきたら
呆れ返るほどのゴミの多さに気づいたんんだ

あぁ寄りかかったら 眠ってしまうような優しい温もりは もう……

世界が終わったかのような一大事
それなのに平然とそっぽを向いてる向日葵
「別に、いつも通りでしょ?」って吐き捨てたような
火照る体の内側は乾いていく

思い出に浸ったって 八月は過去に溶けるだけ
世界は冷たいね 涙をすぐ拭ってしまうから

忘れない 忘れない 笑い合った時間ともう会えない苦しみ
誰も知らない宝物抱えて 冷たい世界に溶けていく
抗い続けるんだ

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

HNLC0020「八月に溶けていく」

閲覧数:87

投稿日:2024/02/12 19:36:59

文字数:421文字

カテゴリ:歌詞

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