この世のすべての痛みを知ったような口で
目指すあてもなくただただ沈んでいた
疑心暗鬼になった少年は悟った、
この世は嘘ばかりで、心から気に掛けてくれる人はいないんじゃないかと


プライドも理論もぶっ飛ばして
さあどけろ
これからは僕らが仕切る

どうやって直すかすらもわからず
悲しむ事すら時間が惜しくて、ただただ前を見ていた
でも来る日も来る日も、悪魔が平等さを見つけてくれる事を願うばかりで
ただただ視界がぼやけていった。

彼は偽物みたいに生きるやつらに宣言した
いつか悪を消し去ってやると
彼の瞳の中に移る純粋さと意志
ああ、僕らは同じなんだ、と惹かれていった。

それでも、目を覆わずにはいられなかった
誰にも見られたくなかったんだ
君の隣に立つ勇気がない事を。

急に、スタート地点へと手を引かれた。
でも気づいたんだ、（同じだよ恐くないなんて嘘なんだ）

戦う覚悟が決まるまで
涙なんか流す時間なんてない
まだまだ強くなくても、心に誓うんだ
（ぶつかれ）悪を蹴散らしていけ！
弱くても、目標が見つかったんだ。
（立ち止まんな踏み出すんだ）


（わがままに集め眺め　飽きて捨てて捨てて
きっと守るべき人にだって　エゴを振りかざした
振り向けば誰もいない　僕はいつも独りだった
それでもいいなんて吐いて　何か探していた

ただ寂しくて塞いだ
感情が負を差した　ああ分かってるよ知ってたよ
いいんだ慰めはいらない

後はただ上がるだけ君は真っ直ぐに指差した

必死に描いて生きなきゃ　光は射さない
痛みだって受け止めて戦え
ハートに勇気を灯して　明日を照らした
楽しむんだ飛び込むんだ）


どうだろう？僕は一人で立ち、景色を見渡す事が出来るようになっただろうか？
君の隣に立てるために
ゆっくりと目を開き始める
守り抜くさ、この手はそのためにあるんだ
僕らの大事なもの、君の大事な物
ああ

戦う覚悟が決まるまで
涙なんか流す時間なんてない
まだまだ強くなくても、心に誓うんだ
（ぶつかれ）悪を蹴散らしていけ！
弱くても、目標が見つかったんだ。
（立ち止まんな踏み出すんだ）