未来都市の遺物 人工のデウス・エクス・マキナ
空っぽの聖杯に泥水 天の川は煙の中
地下墓地に眠る過去 9mmの射光が貫いた
六芒星とサタニズム 生ゴミを漁る八咫烏

灰まみれのステージ上午前二時 かかと鳴らし口ずさむ
一人、一人、消えてもう独り 縄を首にかけた3秒後

光より速く死に生く僕等も0と1の羅列の一部で
閑静を支配した瘴気は閑古鳥の血と羽を貪った
悔恨も怨恨も嫉妬も霧の奥底に放り棄てていく
旅の途中にはエデンの墓 アダムとイヴを見送ってく
亡言者


乾ききった残沫 溜息を吐くオートマタ
紅(くれない)と針山 暗い港とコンクリート
教会裏自爆テロ 「神は死んだ」消える信仰
山脈の彼方へ 反抗とオーパーツの次元

聖剣をへし折り溝に捨て、人は人であるために神を殺す
進化論を否定する「我々はこれから先も人間である」

くだらねぇ戯言と雑居ビル 腐れきった心の音がする
雨音とゴミだらけの路地裏で壁を殴り続けるアナーキー
転げ落ちてった髑髏(されこうべ) サイン刻み込んでサヨナラ
勇気で人は死に近づき、臆病者だけが生き残る
亡言者


狂人も正常者も同類だ
周りが人を闇に突き落とした
化け物と呼びたきゃ呼べばいい
それでも云う「僕は僕のままさ」

嘘つき道化師の素顔は
世界を死んだ目で見る思想家
民が民を殺して破滅する国
王女は悲劇の犠牲者
交差点の真ん中で血反吐を吐く
遺すものはあるが、やるものはねえ
血まみれの左手でナイフを持ち
明日が来るまで丘の上に佇む
亡言者

僕等は病気だ、自ら崩れていく呪いだ

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい
  • オリジナルライセンス

【オリジナル】亡言病/IA

人間は皆、病気だ
狂気ともいえる


原作・作詞:ディスマン

閲覧数:132

投稿日:2018/06/10 14:38:03

文字数:664文字

カテゴリ:歌詞

オススメ作品

クリップボードにコピーしました