「お~い、男子!ウチらとも一緒に話そっっ!」

グミの明るい声で男子の方も「おー」「いいぜー」などの声が上がる。
そしてグミはすぐにグミヤ君の所へ駆けて行った。

「グミヤっ!」
「おー、グミさん。勉強は大丈夫か?」

あれ?女子から話しても無表情であんまり話さないグミヤ君が笑顔でグミと話してる。
「もーっ、今はそんな話しに来たんじゃないよっ!」
「ハハッ、悪い悪い」

なんだ、すでにいい雰囲気じゃん。グミやるぅ!グミヤ君も楽しそうだし、あれは完全に両想いでしょ!
グミ達を見ていたら、私の周りに何人かの男子が集まってきた。

「初音、メアド教えてくれ!」
「おい、ずるいぞ!俺にも!」

え…。今頃?もう3月なんだけど…。
あぁ、もう卒業するから会えなくなる前に、ってやつかな?

そう思っているうちにクラスの半分以上の男子が携帯を持って女子の周りに立っていた。
なんか、おもしろい光景で私は笑顔で言った。

「わかった、皆に教えるから。これでずっと友達だね!」
「おぉーーーーーーー!!!!」

男子の声が廊下まで響き渡った。


トライアングル * 第2話 *


女子男子なくよく話していると、男子には結構ウケてて女子には微妙な反応しか返してもらえない子が言った。

「ねぇ、あたし思うんだけどぉ~、このクラスってカップルいないよね?つまんな~い。ねー、ミク!」
「う、うん…?」

そうかな?
カップルがいないのは事実かもしれなしけど、つまんなくは、なくない?
「だからぁ、カップルつくりたいな~、なんて」

「「…は?」」

女子全員で見事にハモった。
「でね、あたし考えたの!どうよ?ミクとミクオ君とか!」

私と…クオ?
クオも驚いてる、というか、「はぁ?」という顔をしている。
すると、男子達が言った。

「おー!結構お似合いじゃね?」
「美男美女!」
「付き合っちまえば?」
「男子グループと女子グループのリーダー同士ってのもおもしれぇ!」

ちょ、ちょっと待ってよ!
気安く話しかけるなって言われてるのに付き合え的なことになってるって…、最悪な事態な気がする…。

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

トライアングル * 第2話 *

昨日から投稿し始めました、トライアングル第2話です^^

もう10話くらいまでは出来ているんで、結構早く何話か投稿出来そうです!(10話もあるという…)

あ、でもせっかくなら日にちをあけて投稿したいので、一日に複数の投稿はしない予定なのでそこんそこよろしくお願いします^^;

今度トライアングルでもミク達が通っている学校の服とか考えて描いてみようかな…。。

閲覧数:158

投稿日:2012/04/14 19:59:10

文字数:896文字

カテゴリ:小説

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  • しるる

    しるる

    ご意見・ご感想

    もとからミクは男子に人気あったんだねww
    絶対にミクのこと、好きな人いるってwww

    しかし、最後の提案をした子…そりゃ、微妙な反応しか返してもらえないわwww←

    2012/04/15 05:00:49

    • 亜梨亜

      亜梨亜

      読んでくれてありがとう;;
           &
      メッセージありがとう;;

      うんw
      ここでのミクはオシャレで可愛くて、モテてる設定w
      いや、ミクはいつでも可愛いんだけどね!?

      あー…、、
      あの子はもう設定キャラとかいないけど、嫌われキャラだからねw
      誰とでも仲良くなれて、大体の人のこと好きになれる
      超イイ人のミクでもその子だけはちょっと苦手という…。。

      今日も第3話を投稿する予定です^^
      時間があったら読んでくれると嬉しいな><

      2012/04/16 17:02:27

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