屋根よりどこより高い場所から
こうして見下ろしているのだ
晴れ時々曇りのち雨のち流れ星
「あれが欲しい」と
言った君のために
夜空を駆けている
欠けているところも全部愛してる
心が全部燃えている
届かない鳴き声を光らせて
ここじゃない所にいる君だけに
ゆっくりと目を閉じて
ゆっくりと目を閉じて
屋根よりどこより高い場所だから
君の姿がよく見える
雨時々曇りのち雨のち暗い夜
泣いている?鳴くのは僕だけさ
どうか思い出して
這い出して
君の言葉が揺れている
僕の鼻は濡れている
届かない鳴き声を光らせて
ここじゃない所にいる君だけに
ゆっくりと目を閉じて
ゆっくりと目を閉じて
足跡を残した
尻尾を燻らせて踊る
星屑と戯れて
月のベッドで眠るのだ
相対(あいたい)と嘆いた
何もかもが違う僕らの日々
愛しい君の膝を舐めて
流星の列車に飛び乗ってゆくよ
君の手のひら星空に写したら
ゆっくりと目を閉じて
ゆっくりと目を閉じて
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