デリュージュ
[Lyrics]

窓打つ雨と伝わる温度
擦れ違いがいまだ燻るワンルーム
世界から遠退いてノアの方舟みたい

とどまる秒針症候群
お揃いのカップが伝えた温もり
かじかんだって君はそばに居ないんだって

眠そうな
その眼が、声が、仕草が
微睡むほど色濃く
私を満たす感覚
どれもが失ってしまった君の面影
ちゃんと未練と呼べば苦しまないのかな

止め処無い夜に包まれて
私解っていたの
辿った時間と岐路が正しいこと
静けさにひとつ耳打ちして
告げた空模様
「明日も雨が降るらしい」


伸ばす手は押し並べて気取ったまま
結んで開くんだ、「秘すれば花。」
君に出逢った
街の彼方が忙しい


新しい朝に、
止め処無い雨に、包まれて
私解っていたの
空っぽだから持ち得る
感傷が総てだと
心の奥光る
日付入りの記憶を手繰っていくの
私を置いて日々が始まる
夜が明けてく
夢の中で逢うなら屹度、そうね
雨宿りの中

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

『デリュージュ』ヒライスHIRAETH lyric

デリュージュの歌詞になります。

閲覧数:25

投稿日:2024/04/03 12:04:25

文字数:408文字

カテゴリ:歌詞

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