星屑が舞う夜に Inst

星屑が舞う夜に

作詞：音子
作曲：Rulicapim

何もない透明の中で
時計の針を回す
今にも途切れそうな声が
やけに響いていた

「涙はいつから許されるの」
虚げにそう言うんだ
だってさ君は 儚いから
静寂に紛れていかないで

もし明日星が降る夜で
君の頭に落ちてしまうなら
その前に手強く握って
空に2人でさ飛び込もうよ

もし今日に君が消えたくて
「もうやめて」と朝拒むなら
零れ落ちる涙拾って
そっと抱きしめてみていいかな

何もない夢の中で
君は笑っていた
水面に映ってゆらいでる
今日は曇り空だ

「つらいなぁ」って君は 明るく言う
あの暗い部屋でずっと
声ころして 泣いていたんだね
呼吸の仕方も知らぬままで

僕らにはもう何もなくて、
遠くの月すら眩しいけど、
上手に歩けていないけど、
それが生きている証なんだ

君自身に怯えないでよ
涙は隠さなくていいんだ
綺麗ばかりではないけれど
僕は全て愛してみせるよ

冷たい夜風が
頬をずっと くすぐるの
触れたら溶けてしまう
そんな時の中を
駆ける命の歌

もし明日星が降る夜で
君の頭に落ちてしまうなら
その前に手強く握って
空に2人でさ飛び込もうよ

息苦しいこの世界の中
僕も隣で泣いていいかな
流れる星を見つめながら
君はどんなこと願ってたの？