“孤悲”(こい)

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『それじゃ、また。』
そう言って振り返る君の後ろ姿 見つめて
追いかけて その細い腰に腕を回せたら
どんなにいいだろう と
会う度に おもいます


恋のタイミングほど難しいものは無く
考えても 数をこなしても
ちっとも身につきません。


『もっと楽な恋がしたかった』
好きになる度 おもいます
私は君が好きで、
君はあの子が好きで、
あの子は私の友達で、
生憎 修羅場は間に合ってます

臆病な私のちっぽけな心は
『君が好き』でキャパオーバーなんです
駆け引きとか そんな余裕ないっつー話です。

『はい、また。』
そう言って振り返るフリをする私
ほんとは別れたくなくて
その角を曲がるまで 目が離せないんです
振り返らないかな、なんて
無駄な希望を持ったりして。

『もっと楽な“こい”がしたかった』
君を想うと 重いです
優しくされるといつもそうです
私は君が好きで、
君はあの子が好きで、
あの子も君が好きで、
生憎 どろどろは嫌いなんです





『もっと楽な“孤悲”がしたかった』
ひとり悲しむのは短い方がいいんです



浮かぶ月 隣の一番星
そっと沈んでく今日の夕陽。

ライセンス

  • 非営利目的に限ります

孤悲(こい)

某広告で見た、『孤悲』という単語にやたら感動して書き殴りました。
片思いネタです。

私は君が好きで、君はあの子が好きで、あの子も君が好きで、私とあの子は友達で。

猟奇オチになならないようにしたかったけどどうでしょうw

閲覧数:102

投稿日:2009/10/01 22:37:40

文字数:526文字

カテゴリ:歌詞

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