剣振るうは銀の騎士

銀の残光
消え去る命

彼女が舞うたびながれる紅よ

彼女の異名はヴァルキュリア

戦場に降り立つ

戦乙女

彼女の通った道の跡
紅に染まった紅の道

されど彼女は涙を流す
誰も立つもののいない戦場で

剣突き立て

戦で散った戦友の為

自ら斬った敵のために

ぽたり
ぽたりと涙をながす

ああ

戦など無ければ良いものと

戦乙女が声を枯らして叫ぶ言葉は
誰にも届かず

辺りにはただ

虚しく風が通りぬける

嗚呼

戦乙女の嘆きも虚しく

戦は終わらず

紅い涙を流しながら

戦乙女は今日も舞う

幾田の命を屠るため

嗚呼

本当に戦のない世が来たとしたら

戦乙女はどこへ行く

ライセンス

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戦乙女

戦で消える命を哀しむ「彼女」と虚しさを表現してみました。

閲覧数:239

投稿日:2011/06/17 17:00:15

文字数:311文字

カテゴリ:歌詞

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