エクトプラズム

ねつかやくどさいだー

エクトプラズム

歌詞

浮き沈む点と線諧謔のエントランス
赤い海防波堤僕たちはアイソトープ
近道のボーダーライン卒塔婆が群がる
焚かれたフラッシュの先を往くウィスプ共々
お粗末なサイコクロムくぐもる閾に
愛執のバイアスでいたずらに良さを増長する

浮き出た骨は砂漠のメタファー
陶鉢の中で寝ている子は誰
錆びた鎖が冷えた声を出す
もう二度と会えないと分かっているけど
さよならできない

形而上は夢

繰り返す点と線形骸のフラタニティ
返す言葉もない彼奴らはスケープゴート
空虚な非常口卒塔婆も消えた
曲解された花言葉の数々が後付けで語られる

苦しいかどうかは賽の目次第で
出たところ勝負の脆弱なフィックス
訪れた偶の或るシチュエーションに
会わせる顔もないと避けて消えてしまう

形而上は夢

浮き沈む点と線浄土のレジスタンス
近いうち僕たちは不条理な解を手にとる
もう二度と会えないと分かっているけど