螺旋式ヲルゴォル

からっぽの頭で書いた曲です。

前のバージョンに、もうひとつのVerがあります。

-歌詞-
くるくると、まわるわ。
とけいのはりみたい。
ふあんていなおとが、ひゞく。

ねむれない。
まっかな、みかづきがのぞいて。
そらのきりきずみたい、まるで。

めざめていくいしき。
なにかちがう？
わたしじゃないみたい。
わたしはだれ？

ひしゃげたゆびさきでそらがとべそうよ。
ヲルゴォルのおと。かちり、かちり、ねじが、すりへるおと。
こえをよびおこすはふしぎなかんかく
とけかけのうたをうたう。ひとり、ラ、ラ、ラ。
さみしくないわ。


ぎらぎらと、にらむ
もうじゅうのめのさきに、
さらされているのは、わたし！

もう、だれも、
わたしを、すくえやしないのよ。
ゆるされやしないわ、けっして。

ふとおもいだしたわ。
むかしのこと、
すべてがかゞやいて、
すてきだった。

なにがふまんなのわたしはわるくない
ヲルゴォルのおと。かちり、かちり、いのち、すりへるおと。
いまやふたりともにくみあうかんけい。
あゝ、もうもとにはもどれないわ。　これでさよならなの。