角と宇宙

少し離れた窓際で 片肘ついて眺めてた
一人ぼっちだって慣れてるから
踏み込まれないように線を引いた

あなたが見ているのはどうせ
わたしの表面凹凸だけでしょ
なぞる視線気づかないふり
冷めた心 作り笑顔で隠す

わたしの中に広がる世界を
あなたはきっと理解できない
呑み込まれてもがき苦しむ
そんな勇気あなたにあるの?

わたしだけがわたしであるように
あなたはわたしじゃないのだから
近付き触れ合う必要なんて
ないと思ってたのに

出会ってしまったんだ 何か熱くなってくこの感情に
何百何千といる人混みの中 きみだけ違って見えたんだ
気付いてしまったんだ 結局私も只の人なんだと
怖くて苦しくて逃げ出したくなってる

少し離れた窓際で 片肘ついて考えてた
きっとこのまま無かったことに
時が解決してくれることを

いつも通りの遠い視線が
無意識に追いかけていたんだ
そんなことにも気付かないで
不意に交じり合った視線の先に

わたしのこと視界に捉えた
きみを見つけて世界が止まった
治りかけの夏風邪が一瞬で
ぶりかえしたんだ

出会ってしまったんだ 忘れようと思ってたこの感情に
突き動かされそうなのに この足 震えてまだ前に出ない
どうか逃げないで 私も逃げずに向き合っているから
この感情は本物だって心が叫んでる

泣き出したくなるくらい切ないけど
苦しくて息ができなくなっても
それでも それでも 止められないから
きみとぼくの隙間を埋めるのは
きっかけと勇気ただそれだけでした
「その時」は今なんだと 心に決めて
慣れない笑顔でわたしは 踏み出した

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

角と宇宙_歌詞

http://www.nicovideo.jp/watch/sm26893886
葵ユキさんの「角と宇宙」http://piapro.jp/t/ePf8 を見て作った楽曲の歌詞です。

閲覧数:151

投稿日:2015/08/09 20:35:23

文字数:686文字

カテゴリ:歌詞

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