涙じゃ背も伸びない
虹の欠片に
水を注いでくれよ
君のその手で

知らない感情に
取りつかれて
両手の天秤は
傾いていく
あの日のアリウムは
まだ綺麗で
歩幅も合わぬまま
立ち尽くした

目を奪われてた あの景色が
足元にあると知らずに歩いてた

色褪せてしまうほど
重ねたものが
幸せだったことに
気づけないまま
涙じゃ背も伸びない
虹の欠片に
水を注いでくれよ
君のその手で

言葉を飲み込んで
立ち止まって
サヨナラすることも
知ってたのに
あの日のアリウムは
下を向いて
一つの足音が
消えていった

近くにいるほど 見えないもの
涙に沈んで 昔に変わってく

何一つ言えぬまま
季節が過ぎて
失った後悔に
意味はないのに
花が咲き散るまでの
長い時間が
この指のすき間から
流れ落ちてく

伸ばしても届かない
この手の距離に
間違っていたんだと
聞かせておくれ


色褪せてしまうほど
重ねさせてよ
いつか無くなるものと
分からないほど
涙じゃ背も伸びない
虹の欠片に
水を注いでくれよ
君のその手で

この作品にはライセンスが付与されていません。この作品を複製・頒布したいときは、作者に連絡して許諾を得て下さい。

アリウム

「水を注いでおくれ」
shouchanさんの曲に歌詞をつけさせていただきました!。
皆さんどうぞ聞いてください!!http://piapro.jp/t/jUKD

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投稿日:2018/02/26 15:38:02

文字数:458文字

カテゴリ:歌詞

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