A
見えない正義を 振り翳し
噂話に杞憂する
六畳一間で挙行した
見せかけている虚構の城

A
満たされないこの世界では
僕は何にも変われないようだ
助けを乞うたのは何時だっけ
思い出せないのは不器用だからか


B
反覆する夢物語
見栄を張るその生き方は
窮屈そうで実際に
哀れなフリする 「キミが嫌いだ」


S
夢遊して 無心して 強弁した
それでも足りない 壊れてくから
時計は 刻んでく 止まらないと
掴めない未来に号哭してた



A
間違いないと終わらせた
支配者は皆偉そうに
崖上に続く楽園は
唯のハリボテ偽りの城

A
満たされないこの部屋ではさ
僕は自分さえ飼えないようだ
眩い視界とはもどかしく
現実はそう、フィクションらしい


B
ダンボールに住み着いた
あさましい その生き方じゃ
空腹満たせず 死んでいく
今から逃げない「僕が嫌いだ」


S
砂の城 消えずに 崩れ落ちる
みすぼらしくても 縋り付いてた
時計は 刻んでく 戻らないな
消せない過去には愛想を尽かした



B
「全部嫌いだ」


S
夢なら 良かったと 貴方は言う
犯した罪なら 背負っているの
時計は 刻んでく 残酷にも
許される為に何をすれば良い?

S
憂いて 手招き 闇に堕ちた
朝が来ないなら 幸せなのに
塵 棄てられては 弾け飛んだ
幾年過ぎても後悔消えない










A
みえないせいぎを ふりかざし
うわさばなしに きゆうする
ろくじょうひとまで きょこうした
みせかけている きょこうのしろ

A
みたされないこのせかいでは
ぼくはなんにもかわれないようだ
たすけをこうたのは いつだっけ
おもいだせないのはぶきようだからか


B
はんぷくする ゆめものがたり
みえをはる そのいきかたは
きゅうくつそうで じっさいに
あわれなふりする きみがきらいだ


S
むゆうして むしんして きょうべんした
それでもたりない こわれてくから
とけいは きざんでく とまらないと
つかめないみらいにごうこくしてた



A
まちがいはないと おわらせた
しはいしゃはみな えらそうに
がいじょうにつづく らくえんは
ただのハリボテ いつわりのしろ

A
みたされないこのへやではさ
ぼくはじぶんさえかえないようだ
まばゆいしかいとは もどかしく
げんじつはそう、フィクションらしい


B
ダンボールに すみついている
あさましい そのいきかたじゃ
くうふくみたせず しんでいる
いまからにげない ぼくがきらいだ


S
すなのしろ きえずに くずれおちる
みすぼらしくても すがりついてた
とけいは きざんでく もどらないな
けせないかこには あいそをつかした



B
「ぜんぶきらいだ」


S
ゆめなら よかったと あなたはいう
おかしたつみなら せおっているの
とけいは きざんでく ざんこくにも
ゆるされるために なにをすればいい?

S
うれいて てまねき やみにおちた
あさがこないなら しあわせなのに
ちりすて られてはさ はじけとんだ
いくとせすぎても こうかいきえない

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • 作者の氏名を表示して下さい

フィクション

以前書いた歌詞を手直ししました
厨二というか、カッコイイ感じにしたかった…やつだったハズ……

閲覧数:87

投稿日:2024/04/21 01:42:29

文字数:1,307文字

カテゴリ:歌詞

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