【星のなく夜】
流れ込んできた
少し甘やかな空気
このまま緩やかに
溶けていけたらいいのに

疲れたような
重いあなたの吐息
砂粒くらいでも
吸い込めたらいいのに

水平線へ
埋まっていく宝物
おはようとおやすみを
繰り返し 繰り返し

星のなく夜
こぼれ落ちた煌めき
拾い集めて
あなたに渡したい
低く唸って
軋んでゆくあなたを
手折らぬように
抱きしめ続けたい


移り変わりゆく
せわしない僕の世界
大事なものが
少しずつちいさくなる

鞄の中に
放り込んで膨らんだ
世の中をあなたは
隠して背負い込んだ

灰の塊
息一つで崩れる
どう包んだら
離れない?壊れない?
僕は知りたい
あなたの声 形を
もっと近くで
抱きしめられるよう


星のなく夜
またひとつがこぼれた
僕はいくつを
拾い上げられるだろう?
星のなく夜
声を上げて泣く夜
おはようまでに
笑ってられるよう

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
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星のなく夜

あなたはとても強い
どんな強風にも前を向いていられる
だけど一方で、とても脆い

だから、あなたが泣く日は何でもするよ
一緒に泣いてもいい
慰めてもいい
抱きしめてもいい
脆くて強いあなたのために何でもするよ

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投稿日:2014/03/24 09:14:38

文字数:389文字

カテゴリ:歌詞

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