日差しを抱きしめたくなる
恋しい季節がくると
透明な空に 君の姿を
探してしまう私です

そっと息を吹きかければ
ふわり広がる 記憶の粒は
夕暮れの街に 溶けて消えた
ほんのり ぬくもり残して

もっと あの日
素直になれていたら
悲しい瞳の 意味に気付けていたらって

帰らない 刻(とき)に 顔を埋(うず)めて
泣いてしまうのは 私のワガママだと
わかっているけれど

画面の中で 君は笑っている
大好きだったあの瞳を 指で追う
何枚も 何枚も 思い出をさかのぼる
意味なんてないとわかっていても

今は遠くなった君の声を
心の中 リピートする
君がくれた大切なもの ずっと大事にするよ
忘れないように 透きとおる空のスクリーンへ
そっと 保存した

あたたかな日差し
恋しい季節はめぐる
透明な空の下では
どこかで誰かが 他の誰かを想っている
立ちのぼる 淡い記憶を抱いて

君が私にくれたものを
私も誰かにあげられるかな
ひとつひとつ 重ねた思い出が
いつか 私を彩るスクリーンになる
たくさんのありがとうを 君へ

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

黄昏スクリーン【曲募集中】

たかろん さま(https://piapro.jp/t/JViS)の楽曲用の歌詞募集に参加させて頂きます。

※追記
残念ながら不採用となりました。もしこちらの歌詞をお使いになりたいという方がいらっしゃいましたら、コメント頂ければと思います。

閲覧数:251

投稿日:2018/10/27 16:40:46

文字数:461文字

カテゴリ:歌詞

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