窓を雨が叩いて 目を覚ます午前4時
朧気な夢を辿る 覚束ない足取り

坂道転げ落ちた さみしげなラムネ玉
びしょびしょ 濡れた光を
反射して割れる

君と僕 もしも話 これからもこれまでも
飽きるほどに繰り返して 朽ちるのを待つのだろう
磨耗した表面が歪になる そんな風に
二人の思いは ラムネ玉

綺麗な光 綺麗な未来 パチパチ弾けてた 透明な泡の中で
嫌いにさえもなれずに
飲み干す胸の奥 痛いんだ


時が経つうちに傷は 塞がれていくのだと
人は言うし そんな気もしなくはないのだけど

流行りの歌が歌った 「愛して」のメッセージ
つられて口遊んでる さみしさのハーモニー

君と僕 もしも話 これからもこれまでも
甘い蜜にくるみあわせ 墓場まで持っていくよ
いつの日か雨雲が街を去っても 泥道が
足元もつらせて汚すから

綺麗なままで生きられなくて キラキラと見えてた大人というブランドが
一人歩きをして 合わない靴で 勝手に走り出して 膝を擦り剥いたりして
痛みにさえも慣れずに


もうすぐ夜が明けそうだね 眩しいね

綺麗な光 綺麗な未来 パチパチ弾けてた
透明な泡の中で ラムネ玉は落ちる
夢が覚めたら 君はいないけれど 雨も止んでるだろうから
かなしいことはないのさ

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

RAMUNE【♪】

デコシャビさんの楽曲に宛てて。
儚く割れそうな心をテーマにしました。まるでラムネ玉。

楽曲ページ・ニコニコ動画はこちらからどうぞ。
https://piapro.jp/t/vtZ3
https://sp.nicovideo.jp/watch/sm34710050

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投稿日:2019/02/27 22:03:29

文字数:542文字

カテゴリ:歌詞

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