各駅に停車する電車の窓越しに
映し出される 小さかった過去の日々
明かりを消して 布団に入る
閉じて見る空に 一番星がいる

大切なものが大雪になって解けてしまうまで
悴んだこの手で 奥底に仕舞うだけ
大きく丸めて雪遊び 今投げたスピードぐらいで
「大好きだ」を言えたらいいのに

切なく融けてしまった 恋の歌
刹那に時計が 刻(とき)を打った
寒さが暖かさとなった今
悪魔な天使が囁いた
「そんなに急がないでよ いくら好きな相手でも」

だからあの日 言ったのにさ
震える指で打った文字は
どんな時より当たり強くなる

ポップコーンやドリンクさえ頼まず見た映画で
隣に君がいてくれるきっかけだけが欲しかった

馬鹿にしてよね こんな時に告げた私を
会うことは無いと 逃げながら夢見たのを
欲しかったものは花束や 最早愛ですらなくて
全てを捨てても 触れてもらえる手を

通過していく電車の窓越しに
映し出される 小さかった過去の日々
私じゃない私の誕生日

私は想いながら死んでく
君は忘れながら生きてく
春爛漫の 桜並木の道の終わりで
身長の変わらない 在りし日の君の隣で

許してよね 冗談で嫌いって言ったこと
だからもう 恋なんてしないでいたこと

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【0:01~】
かくえきにてえしゃあする でんしゃのまどごしに
うつしだされる ちいさかあたかこのひび

【0:12~】
あかりお けしてふとんに はあいる
とじてみる そらにいちばん ぼしがいる

【0:23~】
たいせつなものがたいせつに なてとけて しまうまで
かじかあんだこのてえでおくそこに しまうだけ

【0:35~】
おおきくまるめてゆきあそび いまなげたすぴいどぐらい
でだいすきだおいえたらあいい のおに

【0:46~】
せつなくとけ てしまたこいのうた
せつなにとけえが ときおうた

【0:56~】
さむさがあた たかさとなあたいま
あくまなてんしが ささやいた
そんなにいそがない でよいくらすきなあいてでも

【1:24~】
だからあのひゆうたのにさ ふるえる
ゆびでうたもじはどんなときよりあたりつ よくなある

【2:06~】
ぽぷこんや どりんくさえたのまず みたえいがでとな
りにきみ がいてくれるきかけ だけがほしかあた

【2:22~】
ばかにしてよねこんなときに つげたわた しいいを
あうことはないとにげながらゆめみたのお
ほしかあたものははなたばや もはやあいで すらなくて
すべておすててもふれてもらあえるてえお

【2:46~】
つうかしてく でんしゃのまどごしに
うつしださあれえる ちいさかあた かこのひびわたしじゃ
ないわたしのたんじょおび

【3:01~】
わたしはお もいながらしんでく
きみはわすれなが らいきてく

【3:12~】
はるらんまん のさくらなみきいの みちのおわりで
しんちょお のかわらなああい ありしひのきみのとなりで

【3:28~】
ゆるしてよねじょおだんで きらいていいたこと
だからもおこい なんてしないでいたこと

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アワユキ

https://piapro.jp/t/qE6N
こちらの応募用歌詞です

歌詞解説
https://note.com/messenger2019/n/nfaffa7caa28e

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投稿日:2024/01/24 11:04:31

文字数:1,349文字

カテゴリ:歌詞

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