「夢の翼」
夢の翼はとても大きくて分厚くて
そう 「私」が通るから 少しかがんで
オネガイ
夢の翼は空の上 雲のようで虹のようで
その素粒子は 別世界の物
私の「夢」は ありがちな物じゃない
聴いて驚かないで 聴いて驚いて!
そんな一般的な物語じゃあないの
そんな普通のやり方じゃ 私の「夢」は叶わない
訊かないで 私の人生を 訊かないで私の選択を
訊かないで 選択の理由を
その答えは「それが私の願いだから」それだけなのだから
訊く意味なんて無いわ
訊いて 私の願いを 訊いて私の「夢」を
それはとても具体的で 語る事ができるわ
私の「夢」と あなたの「夢」は そもそも違うわ
辿り着きたいゴールも そもそも違うわ
何を良い事だとしていて 何を悪い事だとしているのか
それさえも そもそも違うわ
どちらかだけが正しいという事も無いわ
だって私たちはそもそもが違う 存在で
別々のゴールへわき目もふらずに走っている
そんなスピードスター 近づくことも 触れ合う事も
話す事も とても危険だわ
私はあなたの夢の邪魔をしないし
あなたは私の夢の邪魔をしない
それだけが 私たちのやるべきことで
それだけが 私たちの約束事
夢の翼は
とても強い光と強い闇で
作られているわ
光っているとか闇だとか 何色だとか
そんな単純なものじゃない
未熟だとか成熟だとか
そんな二元論じゃない
もっともっと単純でもっと純粋なのよ
赤だとか青だとかじゃない
それはただの「それ」 それはただの「夢」
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