勇者の剣

夜空を跨ぐ星が一つ キラリと光り
それを見詰めた魔王が呟く 「……また挑むのか。」

「煩いだけのノベルはもう 読み終えたわ。」
何時までも子供のままじゃ いられないや
目が眩むようなアルバムに 息落とし
ただ春の夜の夢の如し 姿見ず

「自分の好きなように――、」 「その気が赴く儘に――、」
そんなこと解ってる 「もしも、もしも。」と落ちる
「余談を生きてみよう。」 「誰しも勇者じゃないわ。」
最後の聖典曰く 「其レガ叡智ダ。」

「……さあ!」
夜空を跨ぐ星が一つ キラリと光り
闇夜を照らし 祈る賛美歌のベロシティ
下らないパーティーオプティズムな 剣技を乗せて
下賤な拍手 アカデミアの樹は枯れた

「I want the reaper! the reaper!」
繰り返し剣を掲げ
「I need the reaper! the reaper!」
それが何時しか紡いだモノは まるで軈て全て崩れる?

一つ思い返せば 馬鹿げている
ただの駄文の連なりが 微睡んでく
「少しだけ借りていくわ。」と 彼等に告げ
文句の一つでも言いたい 世界で

「途中で休んでみて――、」 「身体を大事にして――、」
少しは黙ってくれ ただ「煩い、煩い。」
「ページを塗り潰して。」 「誰もが望んでるのよ。」
迷い歌に捧ぐるは 「ワタシヲ抱イテ。」

「……まだ!」
昨日の続き星が二つ キラリと光り
コーヒーの滲み みたく愛してみておくれ
どうして毎度明るい未来 逃して嗤い
乾いたように アカデミアの樹が崩れ

「I want the reaper! the reaper!」
傷付けど剣を掲げ
「I need the reaper! the reaper!」
それすら僅かに繰り返すのだ

数多を跨ぐ星が遠く 微かに光り
宵闇の下 祈る賛美歌127n(etc.)
下らないパーティーオプティズムな 剣技に乗せて
高貴な拍手 アカデミアの樹は戯れた

「I want the reaper! the reaper!」
オートマタみたく掲げ
「I need the reaper! the reaper!」
それが何時しか紡いだモノが まるで軈て全て殺すの?

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • 作者の氏名を表示して下さい
  • オリジナルライセンス

【オリジナル歌詞】勇者の剣

――魔王が世界を侵攻し始めてから幾十年かが過ぎた頃、新たに勇者としての命を背負った少女に対して国民は皆、「早死にするのは良くない」と勇者以外の道を進めた。少女はその惻隠に憤慨した。「うるっさいわね、今に見てなさいよ。」。少女は後の武勇伝を作るため、日記を付け始めた。



どうも、こんにちは。Alice in 霊脈♪と申します。
今回は勇者に選ばれた一人の少女が自らの名誉のために恐れ戦かず魔王に挑むお話です。
攻撃力+40。



・ジャケット(piapro)
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・instrumental(piapro)
https://piapro.jp/t/HpfI
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投稿日:2023/11/01 16:40:27

文字数:933文字

カテゴリ:歌詞

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