Sacrifice me for you

流した涙もいつの日か　思い出に変わるのかな
傷だらけの心のままで　僕はまだここに居るよ
愛無き願い満ちる時代　期待無き未来　I wanna die
這いずる地の底で　愛する君を
握り締める手もすり抜ける
受ける痛みは　素敵な明日のため
誰かさんの明日のため
今日さえ越えられずに散り逝く
叫び声さえ風...

女郎蜘蛛
そうさバイバイ理性にさよなら告げて　だいたい夜は最大で
甘い香りで罠に誘う君は　女郎蜘蛛
ほつれた糸をたどる興味本位さ DEAD or ALIVE
簡単に罠にかかる　I am a foolish catch
はだけた衣からのぞく肩が進める
フルコースは猛毒　でも我慢しきれない
悪戯好きな...

交わした眼差しから　全てが狂いだす
求めるその先には　絶望しかないのに
貴方の切れ端でも　手に入れられるなら
全てを投げ捨てても　何も惜しくはないさ
触れるだけで堕ちるなら　ただ見つめるだけでいい
狂おしく堕ちてゆく　朱に染まる闇へ
開いた傷口から　溢れ出す欲望
貴方の唇まで　どれ程届くだろう
忘れ...

握り潰した夢のかけら　シャツの裾でぬぐい
何気なく『僕』を過ごしては　見えない明日に怯える
どこか遠くに置き忘れた　頑なな祈りは
いつの間にか過去に紛れて　跡形もなく消えた
振り返ればまき散らしたガラクタばかりで
溢れ出す涙の意味も　もう分からなくて
握り締めた拳を振り上げても
振り下ろす場所はどこ...

握り締めた掌から伝わる　熱い熱情の欠片さえ
この世界では許されないの？
見つめ合うたび　閉じ込めた衝動が
扉をこじ開けて　涙に染まらないように
君の声が聞きたいから　僕は耳を塞いだ
君に愛されるために生まれてきたかった
溢れ出した愛を　注ぐ場所さえ見つけられず
ただ飲み込むことしかできず　もどかしい...

鮮やかに彩られて　朽ちゆく華の様に
ぬばたまの夜の闇に　溶けゆく月の様に
独り揺らした盃に映る空に
ひらり舞い落ちて浮かんだ
貴方の涙の様に
消えかけた面影が　微かに揺れて
別れ際の貴方の歌声が聞こえた
鮮やかに彩られて　朽ちゆく華の様に
ぬばたまの夜の闇に　溶けゆく月の様に
独り見上げた星空に揺れ...