A
水玉の海の中目が覚めた
見たこともないよなグロテスクな
生き物たちがひそひそ話してる

A
泡を吐いてそっと『こんにちは』と
挨拶すればみんなどっかへ
そそくさと慌てて行ってしまった

S
理想と現実の間でつっかえちゃって
わかってるさ自分には何もないことを
きょえーおーいえー

A
丸いまるい目玉が浮かんでいる
他との違いを思い知ったよ
僕はもう人間ですらないんだ

S
いっそ僕を殺してくれたらいいのにさ
無垢な僕には死に方なんてわからないよ
きゃーおーいえー

S
ちらり黄色いエラが見えた気がしたんだ
それはみんなにはない僕だけキモチワルサ
はぎゃーぐるるるるるる

B
声にならない高笑いで
魚たちは不思議そうにこちらを見た

C
隙をついて聞いてみたんだ

僕は何の為にここにきたの?
みんな何が楽しくて生きてる?
僕にはもう何もいらないから
嗚呼 どうか教えてくれよ

A
変化のない水玉の世界では
相変わらず僕はここで独りさ
でも今漸く気付いたのさ

C
みんなもまた孤独なんだと
人への優しさを知らなくて
愛すことすらほんとは知らない
なんて寂しい世界なんだ

もう生きることすらめんどくさいなあ

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

水深400メートル **

絵師出もある友人にゅっきさんにタイトルを相談したらこんな素敵なものが。
人はここまでくると目が見えないそうです。
略すと「すふぉめる」と読みます。カタカナではあまり好きじゃないです←
まだ完成じゃなかった
もし曲を書いてくれる方がいらっしゃったら、何か不都合なところがあれば気軽に仰ってください。

閲覧数:84

投稿日:2010/05/15 14:03:44

文字数:512文字

カテゴリ:歌詞

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