針金の観覧車
夕闇を溶かしている
滲んで消える境界線
灯火が光りだす

裸の指先で
濡れた体に触れて
暖かいその場所で
僕は思い出したんだ

まぶし過ぎる光の中で
塞ぎ込んでただ耐えてる
噛み付いた君の肌で
僕はここに もういられなくなる

このまま…


恨み言 暗い部屋
愛液 赤い汁
怯えた声 漏れ出して
その傷口 塞いだ手

女の子 泣いている
怯えた目が僕を見る
指と指 絡むまま
二人は冷たいままさ

まぶし過ぎる光の中で
目をつむってただ耐えてる
噛み付いた君の唇
僕はここに もういられなくなる


ここは まぶし過ぎる光の中さ
君はもう自由になれた
それでいいさ これでよかった
でも 僕は
ここから動けないんだ 

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

フェリスウィールは残光を揺らす 歌詞

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投稿日:2013/01/29 16:56:31

文字数:316文字

カテゴリ:歌詞

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