叶えたい夢もなく 流され続け
それで生きてこられた 悪いのはあたし

あたしが 見てきた四半世紀も
あなたの崇高な悩みも
いつか溶け消えるのでしょう 嗚呼

誰かの願いの 死骸と共に
あたしは川を流れてく 疎外されることも
ないのに あたしたちは目を伏せる 何も見なくていい
ように


ふたりの出会いはなにも
生まなかったけど
お互いどこかで もがいてるの知ってた

底のないコップを満たそうと
足掻きつづけるあなたみて
「ふたり」の孤独を知った 嗚呼

なぜあたしたちはこんなにも脆く
造られしまったのか
逆らわなければ
流されてればいいのになぜ 
こんなにも呼吸が 苦
しいの


あなたはあなたの やりかたで
川を渡ろうとしてた


本当は裸足で飛び出し
流れに 逆らって
抱きしめにいけたのなら
せめてこの白い手を
とって

無力 嘆き 身を投げる
なら あたしが全部
拾いあげ 赤子のように
大切に抱きしめるよ

嗚呼


--平仮名バージョン--

かなえたいゆめもなく
ながされつづけ
それでいきてこられた
わるいのは あたし

あたしが みてきたしはんせいきも
あなたのすうこうななやみも
いつかとけきえるのでしょう ああ

だれかのねがいの しがいとともに
あたしはかわをながれてく そがいされることも
ないのに あたしたちはめをふせる なにもみなくていい 
ように


ふたりのであいはなにも
うまなかったけど
おたがいどこかでもがいているのしってた

そこのないコップをみたそうと
あがきつづけるあなたみて
「ふたり」のこどくをしった ああ

なぜわたしたちはこんなにももろく
つくられしまったのか
さからわなければ
ながされてればいいのになぜ 
こんなにもこきゅうが くる
しいの


あなたはあなたの
やりかたで
かわを
わたろうと
してた


ほんとははだしでとびだし
ながれに さからって
だきしめにいけたのなら
せめてこのしろいてを
とって

むりょくなげき みをなげる
なら わたしがぜんぶ
ひろいあげ あかごのように
たいせつにだきしめるよ

ああ

ライセンス

  • 非営利目的に限ります

誰かの願い

過去の自分に○ねといいたい

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投稿日:2017/08/29 17:41:58

文字数:893文字

カテゴリ:歌詞

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