時計の針は0時から動かない
ふたり 笑い 待っていたの
誰かの到着を

やがて夢は現在(いま)へゆるり移動
これは 悪夢 そう思ってた
永遠(とわ)に終わらない 劇場にて

もしもハリボテみたいに
全部 何も嘘だったなら
仮面の奥は空洞 そして
抜け出すことは許されない

道化師はつまらないし
隣の子はちっとも喋らないし
何をしよう 閉じ込められて
やることなんてなんにもないのに
時計の針はやっぱり動かない
どうしてほんとなんでしょう
信じられるのは自分だけ

時計の針は0時から動けない
きみは いつも 黙っている
まるで人形のよう

いつか青い空へ飛び立ちたい
願いはいつだって叶わない
それでも見ていたい 激情なく

これがハリボテだなんて
全部 きみも嘘だったなら
笑顔の奥も空洞 だけど
マリオネットになりたくない

パーティーはつまらないし
装飾も何もかも鬱陶しい
どこへ行くか 心の隅で
大冒険ははじまったばかり
時計の針が進んでくれたなら
色鮮やかな世界観
どうか私に見せてほしい

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

時計と少女

夢から出られない子の話(シリーズ連続投稿中)

閲覧数:159

投稿日:2016/04/14 13:51:35

文字数:450文字

カテゴリ:歌詞

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