『バスケ部の先輩』

スリーポイントが決まる
ドヤ顔が可愛い
誰かと目が合ったのか
照れたように俯いた

彼氏がいるって聞きました
その人ですか
どうして好きなんですか
二番目だって気付きながら

頑張ってください
振り向いてほしくて大声出した
恥ずかしいからと口パクで
そしてすぐ戻る視線

好きだって言ったらどうしますか
笑った顔してごまかしますか
二番目でもなんてずるいですか
どんな答えを望んでるのだろう


スリーポイントが落ちる
届きもせずに
下手くそと笑いながら
教えてくれた あの人がいない

頑張ってください
いつかの私がそこにいる
子犬みたいな後輩と
先輩でいればよかった

好きなんて そんな目で言わないで
からかうのはだめだぞ そう笑って傷付ける
二番目でもなんて言わないで
つらいだけだよ はじめから分かってた

見つめ合う静けさもうるさいほどに
先に逸らしたのは 僕だった
こぼれ落ちた雫は そうきっと
走り疲れた汗を見間違えただけ

こぼれ落ちる涙を そうきっと
次は拭える人を見つけてほしい

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

バスケ部の先輩

閲覧数:56

投稿日:2021/11/14 10:39:51

文字数:462文字

カテゴリ:歌詞

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