最後の願い


幸せでした 何気ない日々が 
穏やかな生活が 当たり前に過ぎる日常が 
あなたと過ごした数年が こんなにも幸せだったのだと
私は今 知りました

ここから見える景色はとても切なく 無残な光景
一瞬の恐怖から生まれる残酷な現実
ここにあなたはいないから
だからあなたに託したい
ささやかな私の願いを

どうか悲しまないで
どうか自分を責めないで
この先進む未来は きっと晴れやかになるでしょう
だけど忘れないで 私が隣にいた事を


あなたは幸せでしたか? 
何気ない日々 穏やかな生活 当たり前に過ぎていく日常
それがとても幸せな事だと気づけましたか?
私といたこの数年は
あなたにとって 意味はありましたか?

あなたから見た今は とても辛いものでしょう
道のない道のりを歩く事にもなるでしょう
だけど負けないで
私はずっと ここから見守っているから

どうか苦しまないで
どうか不幸だなんて思わないで
あなたの未来は ここで終わりじゃないのだから
だけど忘れないで 共に生きた私たちを

願うなら あなたとの未来を生きたかった



どうか悲しまないで
泣き顔なんて見たくない
これが最後の別れでも 私は胸(ここ)にいるから
どうか泣かないで
別れがつらくなるでしょう
どうか強くなって
私が笑って 見守っていられるように
どうか幸せに 幸せになって

それだけが私の願いだから

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最後の願い

これは広島や長崎の原爆、自然災害に遭った方々へ送る、残された側へのメッセージを込めた歌詞になっています
生きる希望が持てますようにと

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投稿日:2020/08/18 15:17:44

文字数:613文字

カテゴリ:歌詞

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