赤い唇に塗りたくった林檎
その匂いは生きている
神に可愛がられた君でも
僕なら殺しはしないよ

起源まで遡った君を見つけよう
同じ味を探り当てて
とろけるような赤い色が
百年前も同じ場所で実ってた

禁断の果実 あるなら早くかじらせて
目を焼いた 鮮やかさ
蠱惑的な微笑
命令しておくれ 君は永遠の夜
僕の扱いを心得て頂戴


謎は解かれないまま終わる
決まり事に手出しは無用
月が見下ろす最中の逢瀬は
持ちかけられた期待の中

慈しむように撫でて
幾度も誓ったことを喚起させて
逃げられるのが怖いから
君の細い首に口づけを

禁断の果実 あるなら早くかじらせて
目を眩ます 赤い瞳
引力には逆らえない
指先の痺れ 紺碧の天空
そんなもの早く捨ててしまって

「こっちを向いて 目を閉じて」
「その瞬間に全て 君を終わらせてあげる」

禁断の果実 たくさん早くかじらせて
目を焼いた 鮮やかさ
蠱惑的な微笑
命令しておくれ 君は永遠の夜
僕の扱いを心得て頂戴

禁断の果実 もっとたくさん
たくさん早くかじらせて
目を眩ます 赤い瞳
引力には逆らえない
指先の痺れ 紺碧の天空
そんなもの早く捨ててしまって

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • 作者の氏名を表示して下さい

林檎の毒


楽園では二人、一緒にいられなくて。

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投稿日:2012/06/20 16:25:26

文字数:519文字

カテゴリ:歌詞

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