いつも見慣れたこの町を 僕は旅立つことにした
周りの奴はバカだと言うけど 迷わずに歩き出した
8月の陽気の中で 何も持たずに旅に出たんだ
川を下り何があるのか捜し求めて旅に出た

道端は陽炎が立ち その暑い中歩いてる
時に立ち止まり川の水飲む ふらつきながら歩いてゆく

食べるものがなくて倒れそうになった 事も幾度となくあった
不安で眠れなくなる夜もあったね それでもいつも前を向いて歩いた


たどり着いたその町は とても大きな町でした
そこで僕は一匹のネコに恋に落ち日々暮らしてた
食べるものも豊富にあり すみやすいその大きな町
僕はずっとここで生きると考えながら暮らしていた

時は経ちある日一匹の大柄なのらねこが
その町に居座るようになり僕の居場所がなくなった

僕はその町を旅立つ事にした 少し迷いもあったけど
この大きな川の先に何があるか捜し求めてまた歩き始めた


川を下り歩いていた ある日僕は周りの風の
匂いが変わった事に胸を躍らせ走り出す
草を掻き分けたどり着く そこは大きな海だったんだ
これで僕のたびは終わりと思いながら海を見てた

日は暮れて茜色に色づいたその赤い空
疲れてる僕の体と心 全てを優しく包み込んだ

夜の空を見ながら終わった旅 でも旅は終わったわけじゃない
僕の居場所を見つけ生きてく事が僕の旅だと これからも歩いてゆく

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • 作者の氏名を表示して下さい

のらねこの冒険 No.36

閲覧数:118

投稿日:2008/08/05 21:50:04

文字数:581文字

カテゴリ:歌詞

  • コメント2

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  • pancyo(ぱんちょ)

    pancyo(ぱんちょ)

    ご意見・ご感想

    読んでいただきありがとうございますw

    実際考えていた場所は地元の北海道をイメージして作りました。
    この曲(詞)、最初は一番で完結だったんですよ。
    で、数ヶ月か過ぎて、なんとなく2番、3番と作ってしまったわけです。
    元々この曲は、おいらが書いた『のらねこの冒険』という小説を基に作っています。

    そうですねw
    ちょっと2番目は物足りないかもしれません。

    おいらの詞は、実際ありふれたことを歌にするのが多いです。
    なので、あまりひねった言葉とかは使わないんですよ。
    本当は使ってみたかったりもするんですがw
    でも、実際伝わりづらいことを歌にするよりは、歌詞が頭に響いてくるような曲を作りたいと思っております。
    この曲は、おいらはとても気に入っていますw

    2008/08/07 20:47:56

  • M.H.ジャーニー

    M.H.ジャーニー

    ご意見・ご感想

    ねこにとっては、隣町でも遠い旅なんでしょうね
    しかも初めて海を見たら…主人公が小さいのでスケールが大きくなりますね~
    結末もきれいなシーンでいい感じです

    贅沢を言わせてもらうと、2番がもっと劇的なドラマや心の葛藤だと盛り上がる部分になるかなと思いました
    恋人と別れるとかもっと悲しみとかあったら…と。
    でも、通過点の一つに過ぎないと思っていれば、こんな感じに過ぎていくかもしれませんね

    2008/08/07 20:16:26

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