君が伸ばした手の先に
ちょうど太陽が重なって
わたしの明るすぎる髪が風になびいた
なにかよくないことを
呼び込んでいるように見えた

夕日に黒い点が三つ
カラスが並んで飛んでった
まるで終わりを見てるよう
その瞬間つんざくようなステレオのノイズ音

耳を塞ぎたくなるような
君の悲鳴に似ていたあの時の
どこか懐かしいような
捨てたくなってしまうような
心臓を鷲掴みにされて
そのまま飛んでいくような
どこかに忘れてきたような
重なって消えないように今すぐ飛び込むからね

ずっと待ち望んでいたけれど
いざ見てみるとそんなでもない
君の綺麗な黒髪が夜風になびいて舞い踊る
なにかヨクナイことを
呼び込んでいるように見えた

朝日に照らされた
わたしの汚いてのひらが
まるですべてを知ったように
その瞬間突き刺さるような金属の破裂音

目玉を繰り出されるような
君の姿に似ていたあの時の
どこにでもあるような
飽き飽きしてうんざりしてるような
内臓をえぐり出されるような
そのまま倒れてしまうような
どこかに置いてきたような
重すぎて消えないように今すぐ放り込むからね

君のいいように動かしていいからね
君の好きなように壊していいからね
判断材料が少なくても
どうせ もう 見えちゃっているような

耳を塞ぎたくなったなら
君の悲鳴に似ていたあの時を
思い出して消去法で
辛いこと消してくれるような
内臓をえぐられそうならば
そのまま身を乗り出して
自分から刺さりにいけばいいよ

君を抱きしめたいような
そうじゃないようなこの心
一言じゃどうにも伝わらない
重なって消えないように今すぐここから飛び込むから動かないで

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
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ハッピーリミテッド

作詞しました。

閲覧数:47

投稿日:2011/11/03 15:58:24

文字数:709文字

カテゴリ:歌詞

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