Infinite Voice


噛み切られた月　現実（リアル）の騒がしさに
癒えない心的外傷（トラウマ）
痛く鼓動が爆ぜて
火花を撒き散らす夜の輪舞曲（ロンド）
自分がわからないまま

背中合わせの『あなた』が送る信号（シグナル）
誰にも理解されずに消える
「これまでも　これからも　希望は無い？」

光れ光れ　街路燈に灯す自己同一性（アイデンティティ）
監獄に見劣りしない世界の隅っこで
声の限り叫ぶ　誰も信じなくても
何度でも　私　『あなた』のことを夢に見る


破滅の予言に濁った眼球には
光は射さない
『あなた』が誰でもいい
この世界を変えてくれるのなら
喜んでその手を取る

響く遠雷　囁く誰かの声
心の奥でずっと呼んでる
「変わらないものなんて何ひとつ無い」

瞼閉じて　見つけた光は『私』という自己同一性（アイデンティティ）
独りきりで泣いていた少女はもういないの
屋上から見下ろした世界に響けと
爆音（フルボリューム）で喉が千切れるまで歌うわ


例えそれが　何の意味も持ってないとしても
監獄に見劣りしない世界の隅っこで
声の限り叫ぶ　「私はここにいる」と
もしも誰かが私のこと　『悪夢』だと詰（なじ）っても


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かみきられたつき　りあるのさわがしさに
いえないとらうま

いたくこどうがはぜて
ひばなをまきちらすよるのろんど
じぶんがわからないまま

せなかあわせのあなたがおくるしぐなる
だれにもりかいされずにきえる
これまでも　これからも　きぼうはない

ひかれひかれ　がいろとうにともすあいでんてぃてぃ
かんごくにみおとりしないせかいのすみ(っ)こで
こえのかぎりさけぶ　だれもしんじなくても
なんどでも　わたし　あなたのことをゆめにみる


はめつのよげんににごったがんきゅうには
ひかりはささない

あなたがだれでもいい
このせかいをかえてくれるのなら
よろこんでそのてをとる

ひびくえんらい　ささやくだれかのこえ
こころのおくでずっとよんでる
かわらないものなんてなにひとつない

まぶたとじて　みつけたひかりはわたしというあいでんてぃてぃ
ひとりきりでないていたしょうじょはもういないの
おくじょうからみおろしたせかいにひびけと
ふるぼりゅーむでのどがちぎれるまでうたうわ


たとえそれが　なんのいみももってないとしても
かんごくにみおとりしないせかいのすみ(っ)こで
こえのかぎりさけぶ　わたしはここにいると
もしもだれかがわたしのこと　あくむだとなじっても