BPM:173

夢も冀望もないような
錆びきった廃街の
枯れた街路樹が
僕らを監ている

塞ぎ込む劣等感
俯いた喪失感
そんなのくだらないな
謐く 自分はどうだろう?

褪せてゆく 夕空のように
虚しさが溶けてゆく
思い出と共に陽が沈む

描いて 哀 届かぬ声
隠しきれない 感情を吹きかけろ
さぁ 落少年共 その化物を
夜の街に解き放て
ガス吹く音 脳裏に響く
僕が消えかかってく
重ね重ねる虚像に塗れ
尚続く幼稚な犯行譚


閑静な独り舞台から見えている
景色は暗いから誤魔化しては
本当を覆い隠す

転がった缶からカンカラカンと
音が鳴った通りは十三街道
悪戯悪巫山戯はお手の物なんて
落少年がイキがる甲斐性ない世界だ

くだらない?今更でしょ
大人なんてさ 綺麗事ばかりだろ
なぁ 記憶の奥 あの日の言葉
心の無い声を全部 僕は 忘れられないんだ


気づけば僕は大人に成っていたんだ
今日で終わりとしようか
最後の夜に吠えろ Woo

さぁ 残せ描け
落書きでいい 愛を
気休めでいいさ
だからどうか
誰かに届け
冀望に満ちた反抗譚

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
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落少年

落少年(らくがき)の歌詞です

閲覧数:96

投稿日:2021/10/08 01:49:56

文字数:472文字

カテゴリ:歌詞

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