いつか読んだ小説にもあったね
「人生50年、無駄骨はするな」と
無駄のみで構成されたこの心は
笑えるくらいに施しようが無い

流すものももう何も無い
涙も、言葉も、後悔も、
筆舌に尽くし難い程

安心毛布 指を咥えて
キャンディ代わり 噛むはストロー
瞼を閉ざし 思い耽る
合成着色料の学

摩れて切れた純然なる感慨
怒りを忘れ去り平穏に陥る
いつの日かこの手に収め微笑めるかな
なんてね冗談無理なのは知ってる

迷い心地さえ選ぶのは
嗜虐か、被虐か、バイナリか
博学を目指す余暇の愚図

安心毛布 ぎゅっと抱きしめ
策を泳ぎ シーツも濡れる
キュートを描け アンチノミー
理解は悪意 燃やす諭旨

口笛気分で彼方に飛ばしたものは
殊勝に唱える贖罪撲滅の唾
このまま不安を潰して歩いていこう
解放待機で安心毛布を抱いて
ずっと

安心毛布 奪い取られて
感情操作 上手くいかない
迂闊な言葉 口にするなよ
震えが止まない どうしてなんだ

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

安心毛布

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投稿日:2023/12/26 20:36:56

文字数:418文字

カテゴリ:歌詞

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