鍵のかけられた
絵本から
そっと歌いささやきかけるの
わたしを探してと

眠る月はどんな夢をみるのか
考えるように
歌っていたいの

この物語の鍵は花のかたち
彼がその花を
わたしのこころに

閉じ込められながら
そんなゆめを見ている

羽の生えた
ちいさなティアラ
彼なら綺麗だねと
ほほ笑んでくれるのに

わたしのティアラは
飛び散った星のように
瞳の中できらきらと

泣けないわたしの瞳を
あなたは海のようだと言って

檻のなかから見えた月は
彼の瞳のようで

Let's make your beautiful eyes into a song
(あなたの綺麗な瞳を歌にしましょう)

わたしの歌声で作られた
優しくて幸せな物語
わたしの歌声が終わる時
歌でできた世界が崩れていくまで

Don't come after me to destroy the world of dreams any more
At the gate of my heart
Don't reach out to pick flowers
(これ以上ゆめの世界を
壊しに追いかけて来ないで
わたしのこころの門に
花を摘む手を伸ばさないで)

割れてしまった
ティアラのような
わたしのこころ

わたしをここに
閉じ込めた女王様は
花も絵本も
好きじゃない

彼は絵本のなかの
お姫様に恋をした
花の好きな少年なの
いつまでも

信じていれば
いつかきっと

ちいさな綺麗な
可愛らしい白い花が
咲きますように

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

割れたティアラ

この詩を書きながら
新しい物語を考えていました॰*

お姫様に憧れた少女が
ゆめをみたけれど現実に直面して
こころのなかにあったティアラが
割れてしまったと言う詩(ू˃̣̣̣̣̣̣︿˂̣̣̣̣̣̣ ू)

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投稿日:2023/07/26 12:18:25

文字数:648文字

カテゴリ:歌詞

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