血で血を灑う時代 廻る運命に
翻弄れる 乱世に咲く一輪の花 

雁字搦めの望まぬ契り交わす
心はまだ 揺らいだままで

夜雨の中 遥けし君へ翔けれども
服わぬこの身 搦めとられ 宵闇に哭く 

白銀咲き映す月影のように眩く 君の彩でありたい
くすんだ袖を濡らす愛しさの雫は心に降り注ぐ 雨

流るる雲を 一人唯打ち眺む 
結んだ誓い未だ果たせず

絡む糸に捕らわれたまま躯を窶す
哀しみの風 渦を纏い 無空に叫く 

月灯りが照らす麗しき罪の轍  紡ぐ言葉は舞い散る
交わした枝偲ぶぬくもりの欠片は胸に広がり滲む 聲

そっと瞳閉じ 両の手重ねて 廻る時に願いを込めた
柳髪切り捨て 別れ呟いて 幽世へ足を踏み鳴らした

白銀咲き映す月影のように眩く 君の彩でありたい
くすんだ袖を濡らす愛しさの雫は今も降り止まない 雨

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
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悲雨

閲覧数:132

投稿日:2020/10/18 21:54:02

文字数:360文字

カテゴリ:歌詞

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