アイドルとか
歌手とか
声優とか
あこがれて
あんな声が
出せたらいいな
って夢見てたころ
あるでしょ

新しい
時代の
サバイバル
始まってる

いっくんが
もっちーの声で
ひとりＥＬＴ
やってみたり

このまま
テクノロジー
進んでいくと
誰にでも
着せ替えするように
キャラチェン
簡単になると
思うけど

大切なことを
スルーしちゃうわけには
いかないよ

アイデンティティの
アイデンティティが
なくなっちゃう
なくなっちゃう
そんなことないよ
大丈夫って
景気よく
言ってあげたい
けど
すぐそこまで
来てるよ
シンギュラリティ

音楽
界隈にも
ぞくぞくと
波が来て
この声の調教がまさに
ＡＩの賜物なの

息づかいや
ぬくもりを
このメロディに
吹き込んで

歌ってくれる
だけじゃない
可能性が
ひろがってく

ポジティブな面がぜんぶ
ネガティブに聞こえるのに
驚いたら

アイデンティティの
アイデンティティを
もう一度
見直そう
オリジナルには
できない世界
手をのばして
フロンティアを
探そう
窮屈なタブーなんか
蹴ちらして

そんなふうに
誰かを
占った
未来は
鏡写し
他人事じゃない

運命は
いつだって
ゆらいでいるから
トライして
みるっきゃない


アイデンティティの
アイデンティティは
なくなんない
なくなんない
その手で
つかんだ
答えこそ
他でもない
アイデンティティ
そのもの
いつかまた
迷うことが
あったなら
思い出して
ゴクウだったら
なんて
言うのかなって