白金黒金赤金の城

白金黒金赤金よ
姫が纏うはその衣
姫を犯すべからずに
白金黒金赤金よ

白金は生地である
絹が絹から作られた
輝き煌めく生地である
それを纏った白拍子
後の夜までも謳われぬ

黒金は糸である
髪よりも細く強くある
支え逞し糸である
それを繰った人形師
後の血すらも謳われぬ

赤金は刺繍である
蛇とも花とも美しく
魅了に舞った刺繍である
それを案したその針は
後の似姿に謳われぬ

姫はそれを纏して
舞っては城下を眺めんと
舞っては優雅に歩かんと
正に花とも鏡とも
正に月とも錦とも

姫はそれを纏して
なお美し美しき
讃え仰がんその姫を
捕らえて魅せるその姫を

讃え仰がん姫君を
白金黒金赤金の
衣を纏う姫君を

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
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白金黒金赤金の城

歌詞です。メロディーは無し。
自由にご利用下さい。
設定などは気軽にお問い合わせを。

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投稿日:2010/03/13 20:59:39

文字数:317文字

カテゴリ:歌詞

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