【ミクパート】

【A】
この愛 見逃して
お願い 神様
心奪われた罪 重すぎて
聖女は決して 神以外に心
捧げてはならない
禁忌を胸に

【B】
恋と掟 縛られた
十字架に 願い込め
祈りより 貴方の顔が
忘れられずに 泣いてた

懺悔は許されなくて
神様の怒りを買い
育った土地を追われた
故郷に火の雨降る

【S1】
嗚呼、世界が消えるわ
逃げなきゃ 遠くまで
手を握られて 故郷捨てて
後ろだけ振り返らずに
嗚呼、許してください
罪深き心でも ずっと守って
愛しき貴方
一生 貴方と共に


【レンパート】

【A2】
この愛 必然で
邪魔はいらない
生きている証なら
君がいた
言葉より 絆を
狂おしく 育て
僕たちはずっと
信じあってた

【B2】
当たり前の生活が
一変したあの日から
お互いの運命の輪
外れてしまったのかな

家族からはなじられて
居場所すら追われてた
君をさらうその為に
悪魔に身を売ったんだ

【S2】
ほら、世界が消えるよ
逃げようよ 遠くまで
手を取り合って 全部捨てても
後ろだけ振り返らずに
神様は 僕たちを
許してくれないけど
怖くないだろ?
傍にいるから
君だけが 僕の全てだ

【B3】
教会の鐘が鳴り
空が紅蓮に染まった
静かで何も聞こえず
この世のものか怖くて

隣の君を見つめる
君も僕を見つめてた
震える身体を支え
寄り添い抱きしめあった

【S3】
ほら、世界が消えゆく
今までの空が消え
新たな朝
きっと訪れ
僕たちは生まれ変わるよ
君の手を 繋いだら
少しだけ 強くなる
怖くないだろ?
ずっと一緒
君だけが 僕の全てだ


(かなver)

【ミクパート】

【A】
このあい みのがして
おねがい かみさま
こころうばわれたつみ
おもすぎて
せいじょはけして
かみいがいにこころ
ささげてはならない きんきをむねに

【B】
こいとおきて しばられた
じゅうじかに ねがいこめ
いのりより あなたのかおが
わすれられずに ないてた

ざんげは ゆるされなくて
かみさまの いかりをかい
そだったとちを おわれた
ふるさとに ひのあめふる

【S1】
ああ、せかいがきえるわ
にげなきゃ とおくまで
てをにぎられて ふるさとすてて
うしろだけ ふりかえらずに
ああ、ゆるしてください
つみぶかきこころでも
ずっとまもって いとしきあなた
いっしょう わたしとともに



【レンパート】

【A2】
このあい ひつぜんで
じゃまは いらない
いきているあかしなら
きみがいた
ことばより きずなを
くるおしく そだて
ぼくたちはずっと
しんじあってた

【B2】
あたりまえの せいかつが
いっぺんした あのひから
おたがいの うんめいのわ
はずれてしまったのかな

かぞくからは なじられて
いばしょすら おわれてた
きみをさらう そのために
あくまにみを うったんだ

【S2】
ほら、せかいがきえるよ
にげようよ とおくまで
てをとりあって ぜんぶすてても
うしろだけ ふりかえらずに
かみさまは ぼくたちを
ゆるしてくれないけど
こわくないだろ そばにいるから
きみだけが ぼくのすべてだ

【B3】
きょうかいの かねがなり
そらがぐれんに そまった
しずかで なにもきこえず
このよのものか こわくて

となりのきみを みつめる
きみもぼくを みつめてた
ふるえるからだを ささえ
よりそい だきしめあった

【S3】
ほら、せかいがきえゆく
いままでの そらがきえ
あらたなあさ きっとおとずれ
ぼくたちは うまれかわるよ
きみのてを つないだら
すこしだけ つよくなる
こわくないだろ ずっといっしょ
きみだけが ぼくのすべてだ

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • 作者の氏名を表示して下さい

罰を受けた僕らの物語

Dramastic企画 KSpecialさんへの歌詞応募用です。→結果は不採用でした。
http://piapro.jp/content/fdikzz76j2e6amoc

今回の大きなテーマは「愛に戸惑う女と、愛を信じる男」です。
何度も楽曲を拝聴して、どこか追い詰められた修羅場?のような印象を受けたので、中世物語調の歌詞に挑戦してみました。
語呂が少し合わなかったり・・と、まだまだ改善の余地はあると思いますが、一読していただけると嬉しいです。

なお、ボーカルイメージとしては1番をミク(女性視線)2番+ラスト部分をレン(男性視線)で考えました。普通ならリンレンで考えようかと思ったのですが、ここはあえて「禁断の愛」のような感じにしようかと考えました。

情景としては「燃え盛る故郷を遠くから、じっと見つめる男女の姿」が根底にあります。
動機としては、あまりに若く、幼い未熟で自己中心的な駆け落ちなので、書いている方も、いらいらいらいらしながら書いたのですが、だからこそこういう悲しい結果を引き起こしたんだぞ!ぐらいに思ってくだされば(笑

長くなりましたが、どうぞよろしくお願いいたします。
今回はありがとうございました!

閲覧数:326

投稿日:2009/06/11 23:08:57

文字数:1,556文字

カテゴリ:歌詞

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