ヒナギクのように
精華学園校歌応募曲
♪
きれいなバラのように 愛されることなくとも
満開の桜のように 仰がれることなくとも
草の陰 人知れず咲く 気丈なヒナギクのようでありたい
われら 強く生きる者 精華学園高校
空衝くビルのように 自信あふれてなくとも
壮大な橋のように 威厳に満ちてなくとも
旅人を孤独から守る 古びた山小屋のようでありたい
われら さすらい行く者 精華学園高校
涙をこぼしたこと 幾度となくあるけど
苦しみに泣き伏す夜も 数え切れないけれども
弱き人 泣かせる者より 傷つき涙する者でありたい
われら 痛みを知る者 精華学園高校
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世の中は、競争社会だかなんだか知りませんが、一度レールからこぼれ落ちた者にひどく冷淡なように思えます。
人生のスタートからいきなりレールからの離脱を余儀なくされた人々への応援歌を作ろうと意気込んでみたものの、それが非常に困難な作業であることは、すぐに気づかざるを得ませんでした。
「さあ、前を向いて、元気に生きましょう」的な凡百の励ましの言葉が、彼らの心に通じるとはどうしても思えなかったのです。
いろいろ考えた結果、上記の歌詞を作りました。
これが彼らの心に通じる言葉なのかはわかりませんが、今の私に生み出すことのできる精一杯の言葉ではあります。
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