A
人ってのは愚かなもので
響かないと分かっても
叫んで 歌って 焦がれて
枯れきって死んでいくのさ
生まれては また消えていく
その揺れた燈の中
愚かな 僕は 君を
君だけを 求めていた
B
今宵も僕は 君想って泣くだろう
でも君は別の誰かを 想って泣くのだろうね
S
もし 運命が有るなら
僕はそれを恨もう
ねぇ それならどうにか やり込めるでしょう?
溜息 ついてみたって
感情は消えてくれない
もう ヒビ割れて 溢れてきそうだよ
(間奏)
A
限りなく ゼロに近い
人が出会う確率
不運に それでも 出会った
青年の 零れ咄
B
僕の愛は 誰からも需要されないで
やがて器を喪って 虚しく消えてくのかな?
S
手は確かに届くんだ
でも言葉は届かない
この 背中合わせの状態じゃあ
温もりは伝わるのに
距離はかなり遠いんだ
どうも 存在は曖昧のようで
C
何も言わない 何も聞かない
それでも気づいた僕の心は……
S
君の名前を叫んで
君の全部が欲しくて
また どうしょうもなく泣いてしまうよ
君の愛さえあれば
たったそれだけ有れば
僕は 充分生きていけるのに
C
叶わないなら 届かないなら
全部抱えて 今宵も眠るよ
コメント0
関連動画0
ご意見・ご感想