燃(も)ゆる木々はそよ風で揺らし
ウィンクしたうさぎは手招きした
菜の花黄色に染まる世界
小粋(こいき)なダンスで案内する

灰色の季節さよならを告げておく
右も左も選び放題の
ときめく街への片道切符

ゆくよ
春色トレインに揺られ
涙の昨日は華麗(かれい)に置き去りにして
新しいくつを鳴らして歩き出す
少女は大人になる

燃ゆる木々がこっそり呟(つぶや)く
しましまな猫が合図する
桃色桜に隠す世界
素敵なスキップで前へ進む

言えない想いを飲み込んだ昨日はね
右も左も見えなくなっていた
失いかけていた片道切符
だけど

でもゆくよ
春色トレインに乗って
笑顔の明日に無謀に飛び込んで
おろしたての服切りたての髪も
新しい私を仕立てあげ
ときめく街探し
私たちはゆくのだ
少女は痛みを知って大人になる

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

少女はかく語りき

修正可。

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投稿日:2017/03/08 20:41:13

文字数:353文字

カテゴリ:歌詞

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