心藍

dai9n

凛とした季節に覚えた
確かな不幸せが
一回りしてまた僕の心（なか）に
薄暗い陰を落とした

消えてしまう足跡のように
いつか僕の心（なか）からも
いなくなるのか…なんて...そう

つまらないことばかり考えてしまうのは
もうやめたくて
もう一度
君を

名前も知らないころの記憶が
今どうしてこう鮮明になる
少し作り笑いの君がいたね
はじめて
触れた気がした君の心には
あたたかい安らぎ覚えたんだ
会いたいよもう
I want to see you again.

冷たい風に吹かれながら
足跡残しながら
耳障りな過去の囁きを
遠い空へと混ぜたんだ

雨に打たれながら
脆く流れていくの
もう止めたくて
もう二度と

ほら一面咲き乱れた花を
今君に見せてあげたい涙
美しいものが君に合うから
もう一度
会えない会いたい泣いた泣き虫
この思い出に溺れていくの
わかっているの…いるよ

季節が行く当てのない旅彩る
どれくらいの時間（とき）が経ったのか
照らされたその先には何があるのか
わからないけど信じてみたい

名前も知らないころの記憶が
今どうしてこう鮮明になる
いつかまた出会えるかもなんて…ねえ
さよなら
’逢い’に育まれた心の成長（あと）
この想い出と共に生きていく
涙なら枯れたんだ
生きてく　素直に　
もう一度　笑って
歩いてく　今はまだ