早朝の繁華街 ゴミを啄む烏
酒がひずむ頭で 僕の街へと戻った

日めくりカレンダーが夏を夏と教えてくれた
鞄に詰めた教科書が いやに重たく感じた

大人になったって言われ 気分は大人になれないで
狭い部屋の布団の上に寝転がって 死んだ目でタイムラインを追ってた

たらればって呟いて
虚しさ感じたあの夜から
もう少し心は透けて
殆ど中身無くなった

特別になりたくて
特別にはなれないと知った
風が吹いて辿り着くよ
命の終わりまで

夕焼けが綺麗で 携帯を向けてみる
画面上で加工して どこか汚してしまった

タバコの吸い殻が
気付いたらこんなに溜まっていて
灰を落としたまま 流れる雲を眺めた

子どものままだねって言われ 気分は子どもになれないで
テレビの向こう側 馬鹿騒ぎをしてる奴らを見下して仕方なかった

名前のない物語で 僕は世界を回す歯車
取っ替えの利く命と ずっと知っていた

ありふれた心なら
大人になりきれているなら
きっと憂鬱な感情なんて
封じ込めたままでいる

たらればって呟いて
虚しさ感じたあの夜から
何ができるんだろう
殆ど中身無くなった

自分自身に問いかける
どうやって生きていきたいんだと
答えなんて出ないことは
始めから解っていて

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

LIFE

タイトルは仮のものです。

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投稿日:2021/01/19 16:10:02

文字数:534文字

カテゴリ:歌詞

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