箸を立てるな
縁起でもない
おわすお方を
何方と心得る
納豆かけご飯に
あらせられるぞ

立てず混ぜてね
勿論音もね
立てず混ぜてね
期待はしててね

遠くへ繋ぐか細い筋に
不安をそっと隠していた
化身は白い疑いの目で
絡まる意図を見つめていた

今は喋るな
行儀が悪い
恐れ多くも
食の副将軍
納豆かけご飯に
あらせられるぞ

ちゃんと噛んでね
一口三十
すぐ飲まないで
噛み返しちゃだめ

現実逃避でもしていなきゃ
重圧に負けてしまいそう
化身は呆れ宙返りして
画れる愛想尽かし消えた

喉元通り過ぎたらきっと
全ては同じ結末だろう
あぐねる箸を握り締めても
後引く糸は虚しさだけ

豆は高い
扣えおろう

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

納豆かけご飯

閲覧数:125

投稿日:2019/03/05 19:06:14

文字数:304文字

カテゴリ:歌詞

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