1A
冬のある日、現れた
大きな熊の姿をした
隣国の王子の兄は
薔薇姫に見棄てられた

1B
何故だ、しろばら
君はいない
僕の、この呪いをとく
旅に出たまま、戻らない

1S
嗚呼、愚かにも魔法使いを
殺そうとした、熊王子
薔薇姫に見棄てられ、今
彼女達の母と暮らす

2A
春のある日、知りました
隣国の王子の結婚
相手は、しろばらなんだよ
熊の事など忘れた

2B
そうだ、べにばら
君はどうだ
だけど、僕の事を見ぬ
その目には誰がいるのか

2S
嗚呼、呪いとけぬ熊王子は
魔法使いの、あの笑みが
忘れられずにいる、今も
彼女達の母と2人

C
呪いよとけろ、とけろ、とけろ
殺したいほど憎らしい
あの、魔法使いが
国に戻りたい、戻りたい
仲の良かった隣国の
あの、弟王子は
薔薇姫と結ばれ、幸せに

3S
嗚呼、熊として生きる
それしか道は、無いのかと
苦悩する彼と暮らすは
美しい、双子姫の母

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

双子姫と熊王子-side B-

三部作の第三章

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投稿日:2012/10/28 23:45:09

文字数:402文字

カテゴリ:歌詞

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